![]() | 僕の行く道 (2005/02/09) 新堂 冬樹 商品詳細を見る |
子供の視点で物語が描かれているので、大人の事情とか考えとか「どうして?」とまっすぐに疑問を投げかけられることがあって、はっと気づかされることが多かったです。なるへそ
![]() | 猫の橋口さん (中経の文庫 み 3-1) (2008/01) 水無月 さらら 商品詳細を見る |
ノアール:橋口さんよりなるへそ
![]() | 犬と私の10の約束 (2007/07/28) 川口 晴 商品詳細を見る |
2008年3月15日全国ロードショーですが私がとくにおすすめなのが映画の主題歌になっているBOAの「be with you」映画にあわせられて作られた曲だけあってこれを聴きながら本を読んでいるとグッと物語に引き込まれますヨ。なるへそ
![]() | 海を抱いたビー玉―甦ったボンネットバスと少年たちの物語 (2007/08/25) 森沢 明夫 商品詳細を見る |
本書の中の言葉に、「どうやって奇跡を起こす事ができるか」ということについての名言があります。なるへそ
![]() | ファイブ (幻冬舎文庫 ひ 4-2) (2007/12) 平山 讓 商品詳細を見る |
なるへそ
![]() | スマイル―聖夜の奇跡 (幻冬舎文庫 し 25-1) (2007/11) 陣内 孝則 商品詳細を見る |
感想:★★★☆☆
ALWAYSの映画を見に行ったときに予告でこの「スマイル」の宣伝をやっていて、気になったので本書を手にとりました。
簡単なあらすじは...
両親と死別した昌也は札幌の親戚の家に引き取られ、弱小アイスホッケーチーム「スマイラーズ」に入部する。
ある時、礼奈という少女と出会い惹かれあう。
淡い初恋。
だが礼奈は病に倒れて…。
道大会優勝を信じる礼奈のために立ち上がるスマイラーズと熱血ど素人監督。
連戦連敗のチームはクリスマスに奇蹟を起こせるのか。
礼奈に笑顔は戻るのか?
弱小チームおまけにど素人監督っていうベタな設定だけど、この監督の指示が意外に素人なりに的確な指示でいろいろ考えていて、魅力を感じました。
子供の目線でチームや試合のことを考えているのもいいですね。
敵対するチームや監督の嫌な感じは極端な設定かもしれないけど、この映画を子供から大人まで見るってことを考えるとわかるような気もします。
本当の奇跡はおとずれるのか...、主人公に再び両親の死を乗り越えて心から笑えることか、それとも初恋の相手の病気が直って再びリンクにたつことができるか、それとも宿敵:サンダーバーズをやぶって優勝するのか...それはみてからのお楽しみですね。
最後に1つだけ物語の最後は全部がベタな終わり方ではないことをいっておきます。
この作品は本で読まずに映画でみることをオススメします。
子供たちのアイスホッケーをする姿、努力する姿勢は映像でみた方がつたわってくると思うし、一番の魅力だと思いました。
映画の公式HPには、撮影された場所や監督の意気込みもかいてあるので、興味がある人とはぜひのぞいてみてくださいね。
映画「スマイル」公式サイト→http://go-smilers.jp
なるへそ
![]() | 象の背中 (扶桑社文庫 あ 11-1) (2007/09) 秋元 康 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
肺がんで、余命半年という宣告を受けた48歳サラリーマン、藤山幸弘。
死を迎えるまでの半年を何に費やすか...。
「自分の人生と関わった人に、“遺書”を残したい。
遺書のスタイルは様々あっていい。
死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」
と決意した藤山は、思いを伝えられなかった初恋の人や、若き日にケンカ別れした旧友をはじめ、過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。
映画化前に話題の原作本を手にとりました。
本の評価やamazonのレビューを見ると「身勝手すぎ」VS「男の理想」と賛否両論の小説となっていて、映画化される作品しては...?と思う人が多々いるに違いないですね。
理想の家族。
良き妻、長男と長女。
そして、会社の位置、そして不倫をしている主人公や過去のあやまち。
その一つ一つをあげるとなんかこの歳の理想の父親みたいなのが全面にでてしまって女性はまず共感なんてできないですね。
自分もちょっと身勝手すぎる主人公ってさめて読んでしまう部分がありました。
でも、細かいことをきにしないで、この「ありがち」でもある作品を通して読むと最後は「ほろり」ときてしまうのが不思議なところです。
自分がなけたのが、最後妻と手紙のやりとりをするところがすごくよかったです。
ちょっと「こうあってくれたら」みたいな希望的な演出と展開でしたが、じんときました。
あと「よかった」のが、所々に主人公が人生感や生きる上での大切なことなどを語る部分がありましたが、印象に残る文章がたくさんありました。
その中でも2つを深いなぁ〜って思ったので紹介させて頂きます。
文庫:P94(1〜8行)
俺は、独り言のように言った。
余命数カ月の男が、近視をレーザー治療したら笑われるだろうか?
今更と言われるだろうか?(中略)
そうか。
俺は、そこで“今更”の意味を知った。
人生なんて、いつだって“今更”の繰り返しなのだ。
いつだって、何かに乗り遅れている。
しかし、その“今更”は、「ここからは、もう、“今更”です」と明確な線が引かれているわけではなく、自分で勝手に決めているのだ。
“今更”は、あきらめるための自分への言い訳に過ぎない。
だとしたら、やらないよりやった方がいい。
文庫:P415(10行)〜P416(2行)
娘のはるかとの会話
「彼もいってただろう?『はるかは、大変だ』って…。それははるかがすべてに答えを求めるからだ」
「いけないこと?」
「世の中にはすべてに答えがあるわけじゃない。仮に、答えのようなものが出たとしても、それが、正解か不正解は、誰にも判断できない。神様以外はね」
はるかは黙って頷いた。
「例えば、そこに泣いている人がいるとする。なぜ、泣いているのか?おまえは、その答えを知ろうとするだろう。何か、自分に出来ないことがあれば力になりたいと思うからだ。でも、実際は、何も聞かないであげることがやさしさだったりもする。その人に答えがあっても答えられないことがあるってことだ」
オススメ星は正確にいうと
男性たちへは、星4つ
女性たちへは、星2つかな...
なるへそ
![]() | マリと子犬の物語 (小学館文庫 ふ 11-1) (2007/10/06) 藤田 杏一 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
山古志村の実話から生まれた、あたたかな絆の物語。
2004年10月23日、新潟県中越地震が発生。
山々は崩れ、地 面には亀裂が走り、家屋は崩壊する。
被害が拡大する中、山古志村で暮らす石川家の愛犬“マリ”と、生まれたばかりの三匹の子犬が被災地に取り残されていた...。
山古志村の山間部にある石川家。
村役場につとめる優一、息子の亮太と妹の彩、そして祖父の優造、そんな一家のもとにある日、子犬がやってきた。
彩は“マリ”と名付け、亮太とともに育て始めたが...。
最近新聞で中越地震の募金がまた集まりはじめていることをきいた。
この作品も売上げの一部はその被災者の方々にあてられるということで、自分も少しでもと思い作品を手に取りました。
地震の被害にあい想像以上に大変な想いをしたと思います。
この作品では伝えきれない現実もあったことでしょう。
ですが、家族の絆や動物も含め思いやる心を学びはぐくむことができた思います。
表紙をみると犬のかわいい姿に目奪われてしまいますが、本編の亮太君と彩ちゃんのあたたかい思いやりのこころをぜひ読み取ってください。
一日でもはやく被災地にすんでいた方々が元通りに生活できるようにと思います。
なるへそ
![]() | Little DJ―小さな恋の物語 鬼塚 忠 (2007/03) ポプラ社 この商品の詳細を見る |
感想:★★★★★
「皆さんお元気ですか。201号室の高野太郎です。」
突如病院のお昼に現れたリトルDJ
10歳で白血病になってしまった主人公
入院したときには自分の病気は知らない。
あるとき大先生と知り合ったきっかけでお昼に院内にながすDJになる...
主人公が最後どうなってしまうのか
白血病という病気は残酷なまでに命をうばってしまう...
でもその小さな小さな命が消えるまで最後まで力を振り絞った放送は涙ぐまずには読めない。
文中に
「みんな同じだ。
この病院にはなめくじやミイラ人間なんていない。
みんな同じ人間で、それぞれの物語を持っている。」
という台詞がでてくる。
ここにすべてのメッセージがこめられている。
直接かかわってきちんと相手のことをみること。
外見とか上辺だけでは決して物事はわからないこと。
内容がぎゅっと圧縮されたような作品ですがぜひおすすめです。
なるへそ
![]() | タイヨウのうた 河合 夏希、小泉 徳宏 他 (2006/06) SDP この商品の詳細を見る |
感想:★★☆☆☆
太陽が沈んで夜の闇が訪れると、駅前の広場でひとりギターを抱え歌い続ける少女がいた。
彼女の名前は雨音薫。
高校に通えない16歳。
昼夜逆転した生活を送る彼女は、太陽の光にあたれない病気だった。
そんな彼女が部屋の窓からいつも探している相手はサーフィンに夢中の孝治。
太陽の下では決して会うことが許されない二人だったが、生きていることの喜びを知り、生きる勇気を持ち始める薫。
月の光の下で限られた時間を歌と恋に生きた少女の切なく美しい純愛物語。
夏間近なときに読むとよりいい作品です。
ベタな展開かもしれないけど、タイトルにある「タイヨウのうた」が聞こえてくるような感じがしました。
主人公が最後どうなってしまうのかわかってしまうので、悲しみや苦悩やそれでも前向きに生きていこうという気持ちが伝わってくるのかもしれません。
世界の中心で〜や、今会い〜そしてタイヨウのうた...泣ける3部作なんてうたってほしくかなったと個人的に思いました。
へんに脚色されたイメージが先行してしまって、つい覚めた目でみてしまうかもしれませんが、ノベライズを純粋に読むといい作品だなって思いました。
ちょっと内容が薄いのが気になりますが、たまにはいいのかもしれませんね。
なるへそ