夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)
(2008/05/24)
恒川 光太郎

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感想:★★★★

日本ホラー小説大賞受賞作

ホラー小説ときいて、単純におばけがでるとか、呪いのお話とかそういったいわゆるファンタジー色が強いものを想像してしまいましたが、この作品は、そうではありません...。
全体的に物語は静かに流れ、そして現実へ戻れないかもしれないという怖さを体験する事ができます。
透明な文章でいつの間にか気づいたら入ってはいけない異界の世界へと足を踏み入れていることに気づき、もう気づいた時には手遅れなんです。
どうしたら、元の世界へ戻れるのか、小説中の登場人物と一緒にその恐怖を味わってしまう...そんな不思議でまさに日本のホラーを感じる作品です。
子供の頃夢中になって遊んで、気づくと外は真っ暗で、その闇が自分に迫ってくるんじゃないかって思ったあの気持ちを思い出しました。
懐かしいって表現は間違っているかもしれないけど、でも誰でも感じたようなあの感覚です。

あらすじは、
妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。
ここでは望むものが手に入る。
小学生の時に夜市に迷い込んだ佑司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。
野球部のヒーローとして成長した佑司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。
そして今夜弟を買い戻すため、佑司は再び夜市を訪れた...。

夜市 あれほど怖い思いをしたのに読後感は、表紙のような美しい余韻が残ってしまうのもこの作品の魅力だと思います。


なるへそ

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2008.06.18 23:55 Wed l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
あばれはっちゃく (角川文庫 や 6-3)あばれはっちゃく (角川文庫 や 6-3)
(2008/04/25)
山中 恒

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感想:★★★★★

オメェのバカさ加減には、父ちゃん情けなくって涙が出てくらぁ!!

こんな「東野英心」さん演じる父ちゃんが、今にも画面から飛び出て蘇ってくるそんな懐かしさと今大人になった視点からみた自分からは、新鮮さも感じるなんとも温かい作品です。

ついDVD-BOX買っちゃおうかなって真剣に迷ってしまいました。
さて「あばれはっちゃく」を知らない人にこの本を簡単に説明しますね...。

あばれはっちゃくこと、桜間長太郎。勉強はダメでも、ケンカは大得意。
特にズルい大人には、がぜん闘志がわいてくる。
子供と思って油断している嫌な大人は、やっつけるぞ!
昭和の時代に一世を風靡したテレビドラマの原作が文庫化!
一本気で正義感にあふれ、弱い者には優しく悪い大人にはめっぽう強い長太郎が、あの手この手で大活躍!
あたたかいものが胸いっぱいに広がる物語です。

悪ガキなんだけど、クラスのリーダー的存在でみんなをひっぱっていく長太郎には大人も読んでて元気がもらえます。
文庫には、「はっちゃけ〜っ」ていうおなじみの妙案を考えるシーンはないのですが、それでも子供の視点で、悪い人たちに一泡ふかす長太郎にはスカッとさせられるし、悪い大人が登場してきたら、反面教師で学ばなければいけないですね。
あばれはっちゃく 長太郎が惚れている同じクラスのヒトミと一緒にいてクラスの子にひやかされても「やくな!」っていって正々堂々とふるまっている姿は、なんかかっこいいなぁと思いましたね。
時代設定はもちろん古いけど今の世の中と比較して読んでみるのも、また面白いと思います。

ぜひこの作品はテレビで再放送をしてほしいと願い文句なしの☆5つです。


なるへそ

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2008.06.01 21:03 Sun l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)
(2005/06/25)
森 絵都

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感想:★★★★★

ふと、ピアノの音が昔の自分の記憶と一緒に聴こえてリズムを取り戻してくれるような、懐かしくきらきらとした思い出が詰まった一冊でした。
「DIVE!!」や「カラフル」を読んで以来、森 絵都先生の大ファンになってしまいましたが、この一冊もやっぱりオススメです。

どれも中学生を主人公として、それぞれピアノの曲とからめてその時の不安定で大切にしたい気持ちや心情の変化を描いています。

ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖がある少女と淡い恋を綴った「彼女のマリア」。
胸の奥のやさしい心をきゅんとさせる3つの物語。

それぞれの物語は、きっかけがピアノの音ではじまり、そして心をひもといてくれるのもピアノの音で終わる。
3編とも魅力的な作品ばかりでしたが、とくにオススメなのが「彼女のマリア」です。
淡い恋愛模様が描かれているのですが、中学生のこの時期だからこそ、こういったピアノのような調べの物語が描く事ができるんですよね。
(短編なので物語はあえていっさい語りませんが...)
冒頭で「懐かしい」といったんですが、中学生を主人公に描いているからただ「懐かしい」ではないのです。
若い頃の話を描いているのに、大人の視線ではなく(今の自分の目線)、心や気持ちも一緒に過去の自分にタイスリップして同じ視点で物語をおうことができるんです。
それはきっと、主人公の内面はもちろん、全体の描き方がいつまでも色褪せないその時の気持ちを見事にかききっているからだと思いました。

アーモンド入りチョコレートのワルツ ちょっと難しい感想になってしまいましたが、あの時のいつまでもかわらない気持ちを改めて振り返ってみるような、そんなかたちでぜひ読んでみて下さい。
それぞれの表題の曲だけじゃなく、あなただけの「あの頃の曲」が心の中で聴こえてくると思います。


アーモンド入りチョコレートのワルツ ちなみに私が購入した本のカバーは左記のピンクの淡いイラストが描かれたもので、イメージはこちらの方が本にあってるかな〜


なるへそ

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2008.05.07 23:56 Wed l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
超都市伝説スペシャル 信じるか信じないかそんなの関係ないッ (5次元文庫 あ 1-1)超都市伝説スペシャル 信じるか信じないかそんなの関係ないッ (5次元文庫 あ 1-1)
(2007/11/09)
総本家あすかあきお

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感想:☆☆☆☆


最近小説というジャンルから少々離れていますが、この1冊もオススメじゃないんですけど息抜きに読みました。

都市伝説の本でも関 暁夫の方がヒットをとばしており、そちらに対抗して出した本って言う感じがいなめないです。

でも、うさんくささはこっちの方が上でしょう。

最初は表紙にあるカッパ伝説からはいって、最後は宇宙人でしめている感じです。

よく小学生の頃ノストラダムスとかUFOたぐいの話がTVでもやっていて、なんか懐かしいって感じがしました。

でもamazonのレビューとかみるとこの著者結構有名な人なんですね、このスジの方では本家だそうです。

内容を信じる信じないはおいといて、こういうのロマンがあっていいですよね。

男のロマンっていう感じで、女性陣には理解されないだろうなぁ。

そうそう、内容をちょっとだけ紹介すると、月には宇宙人がいるんです。

どこに住んでいるかというと、地底に空洞があってそこに人口太陽を設置してくらしているそうです。

はじめて月面着陸に成功した時、NASAとの交信がとだえた空白の2分間、それは巨大なUFOがいるっていう会話をかわしていたそうです。

ではその宇宙人はそもそも元はどこからきたのか、その衝撃の事実が一番最後に描かれています。

まあ息抜きに本屋で立ち読みしてみてね。


下記の写真はツチノコの写真と吸血怪獣チュパカブラの写真(あやしいですね)

都市伝説スペシャル 信じるか信じないかそんなの関係ないッ  都市伝説スペシャル 信じるか信じないかそんなの関係ないッ

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2007.11.25 14:56 Sun l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。 (小学館文庫) (小学館文庫 (や2-5))ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。 (小学館文庫) (小学館文庫 (や2-5))
(2007/09/06)
山本 甲士

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感想:★★★★


ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

映画を先にみて予想していたより面白かったのでその勢いでこのノベライズの方も手に取ってしまいました。



ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

この作品は映画版とは設定が別になっていまして、別の作品としてみていただければ混乱しないと思います。

例えば鈴木オートの六さんは小説版は男という設定です。

妹と一緒に近所のアパートで暮らしている。

など...



ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

あらすじは...

東京タワーが完成し、年明けた昭和34年。

駄菓子屋を営みながら児童小説を執筆する茶川竜之介や、油まみれで車の修理に追われる鈴木オートの社長をはじめ、夕日町三丁目に暮らす人々の周辺にまたいろいろと騒動が...。

どんなに時代が移り変わろうと、変わらない大切なものがきっとそこにはある...。



ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

そこまで古い時代を生きていないけどなんか懐かしい...

そう感じてしまうのは、今ではきえつつある人のあたたかみや少ない中でも娯楽をみつけみんなで楽しむそんな“つながり”がそう感じさせるんじゃないかと思います。


ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

この小説は4月から3月まで1ヶ月事のショートストーリーで構成されているのですが、その中でも診療所の医者、宅間史郎のお話。

捨て犬のラッキーとの出会いから絆を深めるお話がかかれているんですが、(映画とは設定とお話は違います)ちょっと泣けました。

最後にギュッとラッキーを抱きしめる部分が素敵でしたね。



ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

自分のオススメの読み方は、同じように映画をみてよかったぁって思った人に手に取ってほしいですね。

あと、本編とは全然関係ありませんが、昭和のあの頃を感じさせてくれる懐かしい写真を紹介しますね。



ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。 ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。 ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。 ALWAYS 続・三丁目の夕日―もういちど、あのときへ。

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2007.11.12 01:37 Mon l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)
(2006/10)
竹内 真

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感想:★★★★★


以前聞いた話で、本を読む人は「人が好きな人」だと聞いた事があります。

小説はその主人公になりきったり感情移入して読んだりするので、人がきらいな人は別の主人公になろうなんて思わないといいます。

自分も主人公として小説の内容を体験したり感情移入して、冒険心や懐かしい心や感動したりと味わうのが好きなんだと思いました。

少々話はズレてしまいましたが、この小説もそんな冒険心や大人になっていくまでの成長を味合うことができる作品です。


簡単なあらすじは...

あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。

生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。

新世界への旅立ちだ。

喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。

仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。

もちろん素敵な恋もした。

爽快無比の成長小説!


自転車に魅せられた主人公の18から30歳までの物語ですが、初めて学区内を自転車でこえて走った日から自転車を通してたくさんの人たちとの出会いを描いていて、その物語をおっていくのも面白く懐かしかったし、その他に自転車の楽しみ方もいろいろ描かれていて自転車についての初心者から“つう”の人まで幅広く楽しめる作品にもなっています。

主人公が結婚を前に太平洋の海水をくんで自転車で横断してその海水を日本海に運ぶところは、ものすごくよかったです。


山を自転車で走るように途中上り坂もあってきつい部分もあるけど、もちろん下り坂もあってそれを人生や家族の姿だってとうまく例えていて読んでて風を感じるくらいなんか力がわいてくる作品です。


きっと読んだ人全員また自転車を乗りたくなりますよ!!

元気がもらえるおすすめです。


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2007.10.31 18:08 Wed l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
永遠の出口永遠の出口
(2003/03)
森 絵都

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感想:★★★★★


2007年、今年一番おもしろかった作家は?

と、聞かれたら森絵都さんと答えるでしょう。

DIVE!!も映画化されるときいたし、ますます目が離せなくなりました。

この作品も小学三年生から高校三年までの成長をうまく描いた作品でした。


簡単なあらすじは...

「私は、<永遠>という響きにめっぽう弱い子供だった。」

誕生日会をめぐる小さな事件。

黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。

ぐれかかった中学時代。

バイト料で買った苺のケーキ。

こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。

どこにでもいる普通の少女、紀子。

小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。


第一章の永遠の出口から最終章の卒業まで読んでいくうちに、きっと自分もこんな体験したなぁって徐々に忘れていた思いでが蘇ってくることでしょう。

とくに学校という狭い世界の中での不安や怒りなどの感情のもつれや、もやもやなどを見事この歳になっても思い出させてくれる森絵都さんはすごいと同時に思いました。


第三章の「春のあけぼの」では小学校を卒業し中学に入学する前の不安や期待を抱えた春休みの友達のやりとりが、自分も少し前に体験したと錯覚したぐらいみごとに描かれています。

そして一番好きなのがエピローグの描かれ方、永遠に続いていく、まさに前回のパラソルと同様タイトルの意味にうまくつながっています...。


第八章の「恋」の章は高校時代らしい、恋に恋している主人公が描かれていて恥ずかしくなってしまうんですけど、やっぱり懐かしい学生時代を思い出しました。


「なつかしさ」を味わいたい人はぜひおすすめですョ。


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2007.10.26 23:59 Fri l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ~生活雑貨編~ (大空ポケット文庫)まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ~生活雑貨編~ (大空ポケット文庫)
(2006/04/10)
初見健一

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感想:★★★★★


三丁目の夕日の続編も公開される目前、昭和を懐かしむにはぜひこのシリーズを読んでほしい。


昭和といっても30代前後の方でも昔よく買ったと思うお菓子や生活雑貨が紹介されているので懐かしさに酔いしれることができると思います。

自分がほしいと思っていたのが表紙にのっている「ルーレットおみくじ」でよくラーメン屋や喫茶店においてあったのを憶えています。

実際この本を読んでその詳細がしることができて小さな発見もできてうれしかったです。


まだまだ昭和から発売されてほとんど形をかえていないものってあるんですね。


なるへそ

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2007.09.20 22:19 Thu l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
くちぶえ番長 (新潮文庫 し 43-10) くちぶえ番長 (新潮文庫 し 43-10)
重松 清 (2007/06)
新潮社
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感想:★★★★★


また素敵な本に出会えました。内容は絵本っといってもいいかもしれません。

「小学4年生」に掲載されていたものを編集し文庫本にした作品なのですごく読みやすかったです。

こういう心の成長している姿をみるのが好きなのかもしれません。


あらすじは小学4年生のツヨシのクラスに転校生の真琴がやってきた。

真琴の夢はこの学校の番長になること。

パパの同級生の子供で、スポーツ万能で、一輪車を乗りこなし、頭をちょんまげのようにむすんでいて、そして何よりも口笛を吹くのが上手で・・・。

でも、真琴は家庭の都合でわずか一年で転校してしまう。


たくさんの悲しい事、傷ついた人はその分その人の痛みがわかるしその分人に優しくできるそして強くもなれる...。

主人公は最初は弱いけど徐々に番長:真琴に影響されて強くなっていく。

心も体も...。

そして弱気を助け強気をくじくようになっていきます。

全14話+エピローグの構成になっています。

1つ1つのお話に作者が伝えたいことがもりこまれていて同じ同学年の小学生が読めば大切なことに気付き学んでいくと思うし、大人が読めばどこか懐かしく大人になり過ぎてしまった自分本意の気持ちに「ハッ」とさせられると思います。

正直はずかしい話ですがこの小学4年生の番長マコトに「サイテー」って自分はいわれてしまうかもって想像してしまいました。

自分もどんなに辛くてもたいへんでも相手を思いやる「やさしさ」を忘れないようにしようと思いました。

短いですがいろいろな想いが詰まった作品です。

また、こんな「いい作品」に出会えてよかったです。


なるへそ


くちぶえ番長
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2007.07.03 22:31 Tue l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
ぼくらの心霊スポット ぼくらの心霊スポット
あさの あつこ (2006/11)
学習研究社
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感想:★★★★


少年たちのどきどき・わくわくする物語り...、

「バッテリー」「The Manzai」とすっかりあさのあつこ先生のとりこになってしまいこの作品も迷わず手にしました。


廃屋に幽霊が出るといううわさを聞いて、3人の少年たちは真相を突き止めようと行動を起こす。

恐怖と闘いながらも、少年たちの勇気と友情がひとつになって、事件解決への思わぬ糸口が見つかっていく…。

『ぼくらの心霊スポット』と『首つりツリーの謎』の二話を収録。

少年たちが、三人三様の道へ別れていく、その序章…。

熱き少年たちの物語。


個人的にすごくいいですね。

小学生が感じる冒険とか探検っていう感覚がすごく懐かしくてわくわくしながら読みました。

すごい子供達は未完成なんですけど、仲間っていう感じで力をあわせながら、謎を解決していくんです。

中学生になれば離ればなれになるかもしれないけどその時を一生懸命に励ましながら得られること、羨ましいなあって思うし、今の子供達ってこういう体験って中々できないと思うけど、せめてこんな作品を読んで自然に学んでほしいです。

主人公が霊をみれる力がありますが、友人達は「人とはかわっている部分」を、差別するのではなくその人の個性とみとめてくれるのです。

さりげなく描かれているけど大人の社会だったら難しいし、中々できないことだと思います。

読んだ子供達には純粋な気持ちを思って成長してほしいし、大人達には子供の目線になって気付いてほしいのです。

個性と認めてあげることを...。


ますます「あさのあつこ先生」を絶賛したいです。

そしていつも描かれている登場人物達は何かにすごく一生懸命でそして熱くて....。

時には悩んだりするけど元気いっぱいです。

そんな姿からも自分も何か頑張ろうって素直に思えてしまうし、元気をもらっちゃうんですよ。


なるへそ


ぼくらの心霊スポット
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2007.06.20 22:56 Wed l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲