![]() | 自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫) (2006/10) 竹内 真 商品詳細を見る |
感想:★★★★★
以前聞いた話で、本を読む人は「人が好きな人」だと聞いた事があります。
小説はその主人公になりきったり感情移入して読んだりするので、人がきらいな人は別の主人公になろうなんて思わないといいます。
自分も主人公として小説の内容を体験したり感情移入して、冒険心や懐かしい心や感動したりと味わうのが好きなんだと思いました。
少々話はズレてしまいましたが、この小説もそんな冒険心や大人になっていくまでの成長を味合うことができる作品です。
簡単なあらすじは...
あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。
生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。
新世界への旅立ちだ。
喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。
仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。
もちろん素敵な恋もした。
爽快無比の成長小説!
自転車に魅せられた主人公の18から30歳までの物語ですが、初めて学区内を自転車でこえて走った日から自転車を通してたくさんの人たちとの出会いを描いていて、その物語をおっていくのも面白く懐かしかったし、その他に自転車の楽しみ方もいろいろ描かれていて自転車についての初心者から“つう”の人まで幅広く楽しめる作品にもなっています。
主人公が結婚を前に太平洋の海水をくんで自転車で横断してその海水を日本海に運ぶところは、ものすごくよかったです。
山を自転車で走るように途中上り坂もあってきつい部分もあるけど、もちろん下り坂もあってそれを人生や家族の姿だってとうまく例えていて読んでて風を感じるくらいなんか力がわいてくる作品です。
きっと読んだ人全員また自転車を乗りたくなりますよ!!
元気がもらえるおすすめです。
なるへそ
![]() | smile!おやつ―「主婦の友」読者・さんのうまるさんの黄金レシピを厳選! (主婦の友生活シリーズ) (2007/03) 不明 商品詳細を見る |
感想:★★★☆☆
料理をはじめて約半年、お菓子も徐々に挑戦してみようと、改めて購入したお菓子の本。
表紙の写真の中央の台詞。「おやつ作りは愛情です」というコピーに惹かれつい手に取ってしまいました。
最初のページより
朝昼晩のごはんを作るだけでもたいへん!おやつなんてわざわざ、だれが作るんだろう?
世の中にはおいしいケーキ屋さんも、パン屋さんも、山ほどあるっていうのに。
だけど、違うんです。
手作りすると、それはもう、おいしさが違う。
キッチンがイキイキとして幸せな時間が流れていく。
ほんとうに心がうるおうのです。
このぜいたくを知ったら、あなたも必ずおやつ作りにやみつきになるでしょう。
(中略)
この1冊をきっかけに、おやつ作りが「メンドクサイ」から「うれしい!楽しい!」へきっとかわると思います。
そう、おやつ作りは愛情です。
この文章にも共感するところもあり、最初はクッキー作りから始まって2回目にはチーズケーキにも挑戦したんです。
他のお菓子の本をあまりみたことがないのでなんともいえませんが、1つ1つの行程をきちんと写真が取られていてわかりやすかったです。
きっと初心者向けなんですね。
男の私でも失敗する事なく2つとも完成しました。
最初は心配だったので家族にしか試食はさせていませんが...。
でも意外においしいと食べてくれたのでとりあえず成功です!!
シュークリームとかは難しそうだけど、もっとこの本にのっていお菓子を作っていけばそのうち後半に掲載されているお菓子も作るようになれる気がします。
ちなみに★3つにしたのは、まだおかし作りは初心者です。
知識不足もありこの料理本を他のとくらべることができないので無難に3つ付けました!
なるへそ
![]() | 立体グリーティングカード (ブティック・ムック (No.554)) (2005/11) 中沢 圭子 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
カッターを使って紙を切り、花、人物、動物、星、小物等を立体に見せるグリーティングカードの作り方を紹介。
実物大図案を作りたい紙に写して必要なところに切り込みをいれるだけで作れる。
仕事でパソコンをメインで使っているからかな?
意外に手書きでかいた手紙や、手作りのものをもらったり見たりするとすごく新鮮に映ってしまいます。
とくに手作りの手紙なんて手に取ったら...
気持ちをこめて書いた手紙もすばらしいでしょう。
でもさらに手作りで自分できりばりして立体のグリーティングカードなんて素敵かなって思って、使う予定はなかなかないけど、感謝状を贈るときに、この本を参考にしたんですがかなり感激してくれたのを憶えています。
「大変だったでしょう?」(←実は意外に簡単に作れましたよ、それは内緒で)
「いえいえ、いままでお世話になった気持ちを形にしたんです」っていってしまいました。
最初一作目はなれなくて白い紙を使ったんですがちょっと手あかで汚くなってしまったのですが2作目からは「おおっ」ていうものができました。
いいですよね。
手紙は言葉が頭の中にはいってくるし、このカードは目からもはいってくるし、ちょっとでもいい思いでっていうか記憶にのこってくれればと思いました。
ちょっとひと工夫した手紙を贈りたい...そんなあなたにおすすめです。
これからはクリスマスの季節なのでクリスマカードの作品例を載せておきますね。
なるへそ
![]() | もうひとつの贈りもの―家の中にも楽しいこといっぱい (1999/10) 栗原 はるみ 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
お客さんもおもてなしする時に参考にした本。
本書の帯より
家の中をより居心地よく、張りのあるものにするために実行していること、工夫している事をご紹介したいと思います。
本当に小さな、さもないことばかりですが、その積重が暮らしをいきいき、楽しくさせてくれるような気がします。
料理を振る舞う事はもちろん、食器や、部屋の飾り付け、洗面所などの小さな気配りといろいろと参考になったので、紹介します。
栗原はるみ先生の本は他の本と比べて「センス」という部分ではひいでていますね。
ちょっと勝手に抜粋して写真をのせましたが、自分自身はもちろん来る人も和ませていい気分にさせてくれるそんなお部屋っていうか空間を作れます。
春夏秋冬、クリスマスや桜の季節をもっと楽しむためには...と新しい食器やあわせた棚とか紹介されていました。
そんな大きなものとか中々買えないって思っても、みてるだけでもいいし、ちょっとしたテーブルクロスやナプキンなんかは参考にして100円ショップとかで揃えてもいいんじゃなかなって思いました。
料理をやって「おもてなし」そんなキーワードを思い浮かんだ人はぜひ手に取ってみてください。
ちょっとした工夫と気配りがポイントです。
新しいお部屋を考えた時インテリアの参考にするのもいいかもしれませんね。
でもちょっと値段が高いのがね、興味がある人はまず本屋で広げてみてね。
なるへそ
![]() | 鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫) (2000/03) 浅田 次郎 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
様々な描き方や構成がことなった作品が集まった短編集。
映画化される「オリオン座からの招待状」をはじめ、鉄道員、ラブレター、うらぼんえなどその他の作品1つ1つも短編とは思えないほど完成度が高くおもしろいと思いました。
すべての作品で奇蹟がテーマになっています。
その奇蹟というテーマでもっともよく描かれたのがみなさんもよく知っている鉄道員です。
この作品をみた人ならわかる通り、同じ作品でも年齢や、性別、経験が違うと作品への感じ方が全然かわってくるんです。
また何十年後、この作品を手にするとまた別のおもしろさを発見すると思いました。
映画の「オリオン座からの招待状」の内容はほとんど知らないのですが、小説の内容とはちょっと違うんでしょうね。
短編のいい部分と文章と文章の間の部分をきっとうまく描いているんでしょう。
(個人的な希望意見ですが)
ちょっと心を開いた時におこる小さな奇蹟を綴った短編集。
泣きますとかそんな安易な言葉はコピーとかにちょっと書いてほしくないですね。
読んだ後に潤いをあたえてくれる作品でした!!
なるへそ
![]() | 永遠の出口 (2003/03) 森 絵都 商品詳細を見る |
感想:★★★★★
2007年、今年一番おもしろかった作家は?
と、聞かれたら森絵都さんと答えるでしょう。
DIVE!!も映画化されるときいたし、ますます目が離せなくなりました。
この作品も小学三年生から高校三年までの成長をうまく描いた作品でした。
簡単なあらすじは...
「私は、<永遠>という響きにめっぽう弱い子供だった。」
誕生日会をめぐる小さな事件。
黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。
ぐれかかった中学時代。
バイト料で買った苺のケーキ。
こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。
どこにでもいる普通の少女、紀子。
小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。
第一章の永遠の出口から最終章の卒業まで読んでいくうちに、きっと自分もこんな体験したなぁって徐々に忘れていた思いでが蘇ってくることでしょう。
とくに学校という狭い世界の中での不安や怒りなどの感情のもつれや、もやもやなどを見事この歳になっても思い出させてくれる森絵都さんはすごいと同時に思いました。
第三章の「春のあけぼの」では小学校を卒業し中学に入学する前の不安や期待を抱えた春休みの友達のやりとりが、自分も少し前に体験したと錯覚したぐらいみごとに描かれています。
そして一番好きなのがエピローグの描かれ方、永遠に続いていく、まさに前回のパラソルと同様タイトルの意味にうまくつながっています...。
第八章の「恋」の章は高校時代らしい、恋に恋している主人公が描かれていて恥ずかしくなってしまうんですけど、やっぱり懐かしい学生時代を思い出しました。
「なつかしさ」を味わいたい人はぜひおすすめですョ。
なるへそ
![]() | 「ことば」の心理テクニック―なぜ、この「ひと言」でコミュニケーションが上手くいくようになるのか? (コスモ文庫) (2001/06) 富田 隆 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
「口ベタで損しないための実践的マニュアル集」
占いや心理テストが好きということを以前ふれましたが、心理テクニックも好きなわたし。
別に変なことにはつかわないけど、知ってて得するかもと思い手にとりました。
この本はリーダーや上司、先輩など人をまとめる役目にある人はとくに読んでためになるんじゃないかって思いました。
「著者」より
子供のうちは自由に「ことば」を使っていて許されるにしても、社会で生きていくのなら「ことば」の恐ろしさを十分に理解して、意識的にそれを使ってほしい。
「ことば」を上手にコントロールすることができれば、相手も自分も幸せになれるのだから。
まだ全て頭の中にはいってないけど、この著書の内容を理解して会話の合間や後にほんの一言そえるだけでいい関係になれると思いました。
ためになるなぁと思った例をあげると
あげるときりがないのですが、最後にピンチなとき、自分を守るにはの章で
どうしてか気になる人は本を読んでほしいのですが、落ち込んだとき、悲しい気持ちになったときには、ともかく、笑い顔をつくって、「ファイト!」と自分を励ます言葉を口にすれば、本当に気分を立て直すことができる...そうです。
こういう本を手にするときってだいたい困っている人が多いと思いますが、自分もとりあえずこの元気になる心理テクニックつかってみようかな
なるへそ
![]() | 象の背中 (扶桑社文庫 あ 11-1) (2007/09) 秋元 康 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
肺がんで、余命半年という宣告を受けた48歳サラリーマン、藤山幸弘。
死を迎えるまでの半年を何に費やすか...。
「自分の人生と関わった人に、“遺書”を残したい。
遺書のスタイルは様々あっていい。
死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」
と決意した藤山は、思いを伝えられなかった初恋の人や、若き日にケンカ別れした旧友をはじめ、過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。
映画化前に話題の原作本を手にとりました。
本の評価やamazonのレビューを見ると「身勝手すぎ」VS「男の理想」と賛否両論の小説となっていて、映画化される作品しては...?と思う人が多々いるに違いないですね。
理想の家族。
良き妻、長男と長女。
そして、会社の位置、そして不倫をしている主人公や過去のあやまち。
その一つ一つをあげるとなんかこの歳の理想の父親みたいなのが全面にでてしまって女性はまず共感なんてできないですね。
自分もちょっと身勝手すぎる主人公ってさめて読んでしまう部分がありました。
でも、細かいことをきにしないで、この「ありがち」でもある作品を通して読むと最後は「ほろり」ときてしまうのが不思議なところです。
自分がなけたのが、最後妻と手紙のやりとりをするところがすごくよかったです。
ちょっと「こうあってくれたら」みたいな希望的な演出と展開でしたが、じんときました。
あと「よかった」のが、所々に主人公が人生感や生きる上での大切なことなどを語る部分がありましたが、印象に残る文章がたくさんありました。
その中でも2つを深いなぁ〜って思ったので紹介させて頂きます。
文庫:P94(1〜8行)
俺は、独り言のように言った。
余命数カ月の男が、近視をレーザー治療したら笑われるだろうか?
今更と言われるだろうか?(中略)
そうか。
俺は、そこで“今更”の意味を知った。
人生なんて、いつだって“今更”の繰り返しなのだ。
いつだって、何かに乗り遅れている。
しかし、その“今更”は、「ここからは、もう、“今更”です」と明確な線が引かれているわけではなく、自分で勝手に決めているのだ。
“今更”は、あきらめるための自分への言い訳に過ぎない。
だとしたら、やらないよりやった方がいい。
文庫:P415(10行)〜P416(2行)
娘のはるかとの会話
「彼もいってただろう?『はるかは、大変だ』って…。それははるかがすべてに答えを求めるからだ」
「いけないこと?」
「世の中にはすべてに答えがあるわけじゃない。仮に、答えのようなものが出たとしても、それが、正解か不正解は、誰にも判断できない。神様以外はね」
はるかは黙って頷いた。
「例えば、そこに泣いている人がいるとする。なぜ、泣いているのか?おまえは、その答えを知ろうとするだろう。何か、自分に出来ないことがあれば力になりたいと思うからだ。でも、実際は、何も聞かないであげることがやさしさだったりもする。その人に答えがあっても答えられないことがあるってことだ」
オススメ星は正確にいうと
男性たちへは、星4つ
女性たちへは、星2つかな...
なるへそ
![]() | 東京 五つ星の手みやげ (2004/03/05) 岸 朝子 商品詳細を見る |
![]() | 【続】 東京 五つ星の手みやげ (2004/11/19) 岸 朝子 商品詳細を見る |
感想:★★★★★
食欲の秋ということもあり、以前に購入したものですがおすすめ本を紹介します。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の食わず嫌いでゲストの方々がおみやげを紹介するコーナーがきっかけで各地のおすすめ「おみやげ」本が一時期ブームになりました。
おみやげ紹介本が何冊もでている中、とくにおすすめがこの2冊。
ただおいしい「おみやげ」ではなくきっと相手にあげるときっと喜ぶであろう...そんな素敵な品々が、わかりやすく紹介されています。
amazonでは一部中身検索ができるといことなので、紹介されているお店の一覧だけでもチェックするのもいいかもしれません。
おみやげって家族にかってくることもあるけど、だいたいお世話になった人やお礼の気持ちで渡す機会が多いと思うんです。
その時にただ近くのお店で買ってくるんじゃなくて、ちょっと「おっ」て思うようなものを渡せたらいいなって。
この本には見た目も華やかなものや和菓子から洋菓子その他様々なジャンルのものが掲載されているので、きっとやくにたちます。
この手の本は書店ではまとめて1角のコーナーにおいてあると思うので他のものと見比べてみるのもいいと思います。
ちょっとセンスが感じられると思いますよ。
特別な機会・相手にぜひ素敵なおみやげを選ぶ手助けをしてくれますよ(示談)
なるへそ
![]() | ジョッキー (集英社文庫) (2005/01) 松樹 剛史 商品詳細を見る |
感想:★★★☆☆
魅力的な登場人馬を描く第14回小説すばる新人賞受賞作。
所属していた千葉厩舎のためにあえてフリー騎手になった主人公:八弥。
こびを売るような営業はしないで馬の気持ちをうまくくみとって走る。
中々騎乗以来がこなくて日々の生活に困窮しているが信念はまげずにとにかく走り続ける。
しかし先輩の失踪と過去の自分のある人への想い、小馬主の横暴など厳しい現実も降り掛かり...
この作品のジャンルは意外になかったなと思い手に取りました。
競馬のとくに騎手からの目線でこまかな説明が散りばめられていて、好きな人はとくにおもしろいのではと思う作品でした。
10章の構成で話が個々に別れていますが、1つ1つのエピソードが最後のG1のあるレースに繋がっていくんです。
勝負の世界ですから厳しいんだと思いました。
信念を貫いてきた主人公が最後にある事をするんですが、賛否両論だけどきれいなことばっかりいっていたら騎手としてやっていけないし、馬主やまわりの人たちのためにも前を向いて走り続けなければいけない姿が印象に残りました。
女子アナの淡い恋にちょっとあたたかくなりながらも、レースでくせのある馬をなんとかのりこなし真剣勝負するときの迫力や迷い葛藤もつたわる作品です。
なるへそ
![]() | マリと子犬の物語 (小学館文庫 ふ 11-1) (2007/10/06) 藤田 杏一 商品詳細を見る |
感想:★★★★☆
山古志村の実話から生まれた、あたたかな絆の物語。
2004年10月23日、新潟県中越地震が発生。
山々は崩れ、地 面には亀裂が走り、家屋は崩壊する。
被害が拡大する中、山古志村で暮らす石川家の愛犬“マリ”と、生まれたばかりの三匹の子犬が被災地に取り残されていた...。
山古志村の山間部にある石川家。
村役場につとめる優一、息子の亮太と妹の彩、そして祖父の優造、そんな一家のもとにある日、子犬がやってきた。
彩は“マリ”と名付け、亮太とともに育て始めたが...。
最近新聞で中越地震の募金がまた集まりはじめていることをきいた。
この作品も売上げの一部はその被災者の方々にあてられるということで、自分も少しでもと思い作品を手に取りました。
地震の被害にあい想像以上に大変な想いをしたと思います。
この作品では伝えきれない現実もあったことでしょう。
ですが、家族の絆や動物も含め思いやる心を学びはぐくむことができた思います。
表紙をみると犬のかわいい姿に目奪われてしまいますが、本編の亮太君と彩ちゃんのあたたかい思いやりのこころをぜひ読み取ってください。
一日でもはやく被災地にすんでいた方々が元通りに生活できるようにと思います。
なるへそ
![]() | 君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1)) 垣根 涼介 (2007/09/28) 新潮社 この商品の詳細を見る |
感想:★★★★☆
リストラを専門に請け負う会社に勤めている真介の仕事は、クビ切りの面接官。
昨日はメーカー、今日は銀行、女の子に泣かれ、中年男には殴られる。
はっきり言ってエグイ仕事だ。
それでもやりがいはあるし、心も身体も相性バッチリの恋人もいる。
そして明日は…笑って唸って泣かされる、女と男の危ういドラマ。
クビ切り面接官っていう設定がおもしろいと思い手に取りました。
なんか内容だけに「どろどろ」した人間ドラマかなって思ったら、そうじゃなくて主人公とリストラされてしまう人たちの「やりとり」や、会社や仕事に対しての向き合い方とかがスタイリッシュに描かれています。
余計なことなどを表現しないで本質をうまくついた描き方がされていて読みやすかったし、リストラをされてしまうけどいい形でその人に幸せくるような結末にもなっているし、勇気を沸き立たせてくれます。
あと客観的に書かれているようでかなり本質を描いている主人公の恋の模様も、生々しい表現とかあるけど仕事の内容と同じようになんかリアルに感じられました。
主人公の恋人?も今後どうなるのか、また続編を読みたいなって思う作品でした。
最後のラストシーンの描かれ方がこの作品もぐっとよくしていました。
ちょっと人生を立ち止まって仕事とか恋愛とか考えたくなった人、そんな人におすすめです。
なるへそ
![]() | 恋するマドリ―もうひとつの物語たち (リンダブックス) 村上 桃子 (2007/08) 泰文堂 この商品の詳細を見る |
感想:★★★★☆
引っ越したばかりのアパートに残された不思議なメッセージカード。
その指示に従っていくと…少女の小さな冒険を描いた「普通の街のアリス」。
およそ一週間ごとに男ともだちの部屋を渡り歩く少女の心模様を描いた「サボテンガール」など、映画「恋するマドリ」がモチーフにした“引っ越しと恋”をテーマに書き下ろした、せつなくあたたかな、7つのラブストーリー。
切ない作品もあるけど7つともなんか「ほっこり」する作品。
少女から見たちょっと夢見がちな作品もあるけど引越というキーワードをもとにこんなことがあったらいいなぁ〜的な物語でいっぱいです。
自分が個人的に好きな作品ばかりです。
登場してくる男の方も下心はなくて本当の親切心とかやさしさで各々の主人公たちと接するところが素敵でした。
夢見がちな部分をばっすいすると、好きな先輩と主人公の妄想しながらの会話。
先輩:「俺、海が好きでサーフィンするから、あっちのほうが(物件の話)良かったんだけど」
主人公:「サーファーですか。海、いいですよね、私も好きです。」
あなたのことが、なんちゃって。
「そう?サーフィンとかするの?」
「いえ、しませんけど…ただ好きなだけです」
「そうなんだ。まあ、見てるだけで和むよね」
はい、あなたの笑顔を。
…みたいな。
全部読まないとわからないけど、恋する〜って感じです(^0^)。
なるへそ
![]() | 夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックスedge) 飯田 雪子 (2006/09) ヴィレッジブックス この商品の詳細を見る |
感想:★★★★☆
帯の「書店員さん涙する」というコピー文にひかれ手に取ってしまいました。
悠里は美人だけど気の強い、いわゆるイマドキの女子高生。
ある日の放課後、校門前で待ち伏せていた他校の見知らぬ男子高校生から「葬式に来てくれ」と頼まれる。
「広瀬天也ってやつがいて。そいつ、きみのこと、すごく好きだったから」と。
天也って誰?勝手に好きだったって言われても…。
なんだか気味が悪かったが、成り行きでいやいやながらも葬儀に参列する。
しかしそれ以来、まわりで不可思議なことが次々とおこり始める。
これって祟り?それとも…。
ピュアでせつないラブストーリー。
またまたこの最後のピュアでせつないってとこにも惹かれてしまいました。
設定だけでいうと天也ってストーカー?って思う人もいるけどそうではありません。
純粋にあるタイミングで主人公のことを好きになって交通事故にあって死んでしまったのです。
天也がどのような形で主人公:悠里の前に現れるかはお楽しみですが気が強くてイマドキの女子高生に天也がどこを惚れたのか...
その部分が「さっ」と1枚の写真のように絵が浮かびました。
あっという間に終わってしまうのですが、最後なんかうれしい気持ちになって余韻を楽しめるそんな作品でした。
余談ですが著者のあとがきの部分で、著者の若かりし頃の恋愛話でもいっちょぶちあけますか〜、と、物語の主人公に合わせて高校三年生の頃を思い出してみました。
検索開始ーーー(検索中)ーーー(検索中))ーーー検索終了。
……すみません何もありませんでした(爆)。
こんな著者ぶりをかいていましたが、自分の気持ちと、そして自分と関わるすべての人々の気持ちに、まっすぐ向き合うことの難しさと愛しさをうったえているところはぐっときました。
なるへそ
![]() | 福音の少年 あさの あつこ (2005/07/20) 角川書店 この商品の詳細を見る |
感想:★★☆☆☆
十六歳の永見明帆は、同級生の藍子とつきあっていても冷えた感情を自覚するだけ。
唯一、彼が心に留める存在は藍子と同じアパートに住む彼女の幼なじみ、柏木陽だった。
藍子の様子がおかしい?そう気づいたある日、母親とけんかした陽が突然泊めてくれ、と訪ねてくる。
その夜半、陽のアパートが火事で全焼、藍子も焼死体で発見される。
だが、それは単なる事故ではなかった。
真相を探り始めた彼らに近づく、謎の存在。
自分の心の奥底にある負の部分に搦め捕られそうになる、二人の少年。
十代という若さにこそ存在する心の闇を昇華した、著者渾身の問題作
「バッテリー」を読んであさのあつこ先生のファンになってしまった。
この作品も内容を知らないままにファンという理由で手に取りました。
これはいままでのイメージを崩す作品でした。
「問題作」というのもうなずけます。
帯には「本当に書きたかった作品です」とかいてありますが、いままで書いてきた作品の主人公たちが悩んだり挫折したりしても成長していく陽を描いているとすればこの登場人物たちは陰になるだろう。
途中生々しい表現があったりし、あさの先生らしくないと思いましたが、読み進めていくうちに主人公の陰を描きつつ言葉だけじゃないやりとりなど、未消化の部分もあるけどちゃんと描かれています。
この作品は二分すると思いますが、「あさのあつこ」先生の意外な作品を読んでみたい人は手に取ってみて下さいね。
なるへそ
![]() | それいけ×ココロジー〈EXTRA2〉―ウソをついてたのは誰? それいけ!!ココロジー (2000/07) 青春出版社 この商品の詳細を見る |
感想:★★★★☆
心理テストの本を今回は紹介。
それいけ×ココロジーシリーズは何冊かでていますが、このシリーズはおすすめします。
結構自分の心理をついてきますし、友達や恋人にだしても「なるほど〜」って感心されてしまうことでしょう。
では、1つだけせっかくなので本書から1つ心理テストを出します。
もしあたってる!!って思った人は他の人にも出してみてね☆
あなたがピアノの前にすわってどんな曲でも演奏できるとします。
(下の挿絵を目てイメージをふくらませて下さい。挿絵はクリックすると大きくなります。)
得意な曲を弾いています。
その曲はどんなイメージですか。メロディー、テンポなど、なるべ詳しく説明して下さい。
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なるへそ