ダブルシティ (祥伝社文庫 さ 6-41)ダブルシティ (祥伝社文庫 さ 6-41)
(2008/03/12)
佐伯 泰英

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感想:★★★☆☆

大都市の暗部を鋭くえぐった問題作

クリスマスを一ヶ月後に控えた、夜明け前の新宿歌舞伎町でごみ収集車が爆破されるという事件が発生した。
続いて銀座でもごみ収集車爆破事件が起こりさらに犯行声明を出したテロリストたちにより、渋谷/上野/六本木と被害が拡大していきます。
路上につまれた大量のごみにより、都市機能は麻痺しつつあり、その状況化で視察に赴いた都知事の花島三郎が、パフォーマンスついでにのったバスに乗り込みます。
しかしそれはテロリストの罠で数人の客と都知事、そして都知事をおった新日本テレビの報道ニュース番組「TOKYO25時」の若きディレクター・一色真紀をのせたバスは支配化におかれてしまいます。
バスはトンネルの中にきえてしまい、かげで事件を捜査するものたちの手がしのびより、事件は意外な方向へと進んで行きます...。

ダブルシティ ごみが街に散乱するという光景は以前ヨーロッパ(たしかイタリアだったかな?)のニュースでやっていましたが、本書はそれ以前にかかれたもので、近い未来やってくるであろう「ごみの問題」についてこの作品を通して示していた作者の先見性には驚きました。
内容は、映画にしたくなるような展開が続きますが、政府をはじめ利権をあらそう力の動きとかそれを報道する主人公たちの姿が、リアルに伝えてくれると思います。
タイトルにあるダブルシティと物語の最初から貼られている伏線と要所要所に用意されているしかけがおもしろく驚きの連続でした。

たしかに作者は、時代小説っていうイメージが強かったのですがこんな奇想天外な作品もかいていたとは、驚きましたね。


なるへそ

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2008.05.20 23:56 Tue l おどろく l COM(0) TB(0) l top ▲
あの虹に、ティー・ショット (光文社文庫 (き1-46))あの虹に、ティー・ショット (光文社文庫 (き1-46))
(2008/05/13)
喜多嶋隆

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感想:★★★★

この作品の後味は、舞台であるハワイの青空のようにすっごく、すがすがしく心が晴れた感覚が残ります。

そんな余韻を残してくれる主人公と物語のあらすじは...
わたしはユウ、16歳。
ハワイ生まれの日系5世。
お爺ちゃんのおんぼろゴルフ練習場で働きながら、サーフィンをする毎日だ。
ひょんなことからジュニアのゴルフ大会に出る事になったけど、あるのは錆びた3本のクラブだけ。
伸びたTシャツにゴムゾウリ姿はちょっと浮いてるけど、腕には自信アリ。
雑草育ちの少女がゴルフ界に旋風を巻き起こす。
痛快青春小説!

お爺ちゃんと喘息持ちの弟と食べて行くには学校にはいかずゴルフ練習場で働かなければいけません。
両親は小さい頃、事業に失敗して夜逃げをしてしまいました。
そんな厳しい境遇でも、サーフィンとボール遊び(練習場のボール集めの一環として)のつもりではじめたゴルフがうまくなっていき、お金はないけどまわりにいる人たちに見守られいつしか理想のゴルファーの腕と身体をもって育っていたのです。
ふとしたきっかえで出場したジュニア大会では、姿・格好からまわりから嫌な扱いをされますが、そんなこともはねのけて18ホールを戦い続けていきます。
恋人も日系で、サーフィンの大会にでるぐらい腕はあるのですが、二人に共通して壁として立ちふさがるのは、人種という壁です。
公平と思えるスポーツにもそんな偏見や差別の影がみえかくれし、それに加え、貧乏という境遇も主人公は立ち向かって行きます。

あの虹に、ティー・ショット そんな姿にもちろん応援したくなるし、ホノルル・レディス・オープンというオアフ島ナンバー1を決める試合での結末を読んで冒頭でもいいましたが、なんか気分が晴れていく感じがしました。

表紙のカバーのようにいつまでも続く青空が心に広がることでしょう!


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2008.05.19 23:48 Mon l あつくなる l COM(0) TB(0) l top ▲
内部告発者 (角川文庫 た 55-1)内部告発者 (角川文庫 た 55-1)
(2008/04/25)
滝沢 隆一郎

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感想:★★☆☆☆

高杉良氏絶賛!
という帯のコピーとタイトルが最近の注目内容だったので手に取りました。
ちょっと告発内容がわかりずらかった感と絶賛というわりに?でした。

出版社/著者からの内容紹介はこちら...
STORY 二〇〇三年、五大グループへの再編を終えた損保業界。
中堅の渋谷火災(略称シブカジ)を揺るがす事件が起こった。
同社の内部資料を入手した経済誌が、不正融資を暴露したのだ。
雑誌には、同社が子会社を通じ、闇金融にも資金を融資する卸し専門のファイナンス会社への資金提供をしていることが暴露されていた。
記事を証拠づける資料として、最高経営会議議事録のコピーと思われる写真まで掲載されていた。
社内中枢部からの内部告発は明らかだった。
法王と畏怖される渋谷火災会長・藤田想太郎は、前副社長の仲田希一が内部告発したに違いないと、損害賠償請求を起こす。
仲田は潔白を主張し、若い弁護士羽根田潤とともに渋谷火災との闘いに挑んだ。

損保業界をとりあげていますが、もっと最近あった食品の偽装とか読者にとって身近なものにして、とことん内部の闇の部分をだして、最後の最後まで会社と闘う姿を描いてほしかったなぁと所々消化不良感が残りました。
ちょっと久々の辛口コメントになってしまいましたね。
内部告発者 最初の1/3くらいまではどうなるんだろうと展開が読めませんでしたが、中間にかかると元副社長と弁護士と会社とやりあっていく展開になり、さっと最後まで読めた感はありました。
ただ取材不足かそれとも作者の社会経験などの不足もあり、なんか客観的に描かれているようで感情移入は出来ませんでしたね。
内部告発をした真犯人は伏線がわかりやすく描かれているので、わかると思います。
まぁ、最近の時事をとりあげた作品として軽く読む感じでいきましょうか。


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2008.05.18 23:41 Sun l 考える l COM(0) TB(0) l top ▲
いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)
(2008/04/25)
森 絵都

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感想:★★★★

掴めたような気がした。
生きるということの尻尾を。
森 絵都が大人たちの世界を初めて描いた、ハートウォーミング・ストーリー。

森 絵都先生からみれば、挑戦的な試みの作品でもあり、でもやっぱり森 絵都の作品の1つといえる、とっても魅力的な作品でした。

あらすじは、
柏原野々は天然石を売る店で働く25歳の独身女性。
厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出していた。
その父も亡くなり、49日の法用を迎えようとしていたころ、生前の父と関係があったという女性から連絡が入る。
世間一般にはありふれたエピソードかもしれないが、柏原家にとっては驚天動地の一大事。
真偽を探るため、野々は父の足跡を辿るのだが...。
父がもらしていた「私には暗い血が流れている」という言葉。
「暗い血」とは?なんのことなのか、森 絵都が描いた心温まる長編小説。

今までと違い主人公が悩む“性”についても、迷いなく切り込んでいて、最初は世の中たしかにきれい事ばかりじゃないって事はもちろん知っているけどでもあえて今回この作品を描いていこうとしたのかわかりませんでした。
でも、父の故郷:佐渡の情景や最後の「いかいか祭り」にふれていくうちに、わかりました。
いい事も悪い事も肩の力をぬいたようなすんなり入っていけてしまうのが、よかったです。
悩んでいることを厳格な父のせいにして、実は自分から逃げていた兄弟たち。
自分も含めこの主人公たちもいつかパラソルの下でのんびり人生を味わっている姿が最後に不思議と目に浮かびました。

最後にあえて気に入っているのが、兄が彼女にいわれた罵声の内容がなんかぐさっときましたね。
じつはこの前、俺、5つも下の彼女にすげえ罵倒されたばっかりでさ。
親父のせいで俺の人生が狂ったとか、またいつもみたくぐちぐち言ってたら、いい年こいて自分の人生を親のせいにすんな、20代の半ばも過ぎたら自分のケツは自分でぬぐえ、って。
あれは、こたえたなあ

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2008.05.09 23:12 Fri l 考える l COM(0) TB(0) l top ▲
冬の蝶<梟与力吟味帳> (講談社文庫)冬の蝶<梟与力吟味帳> (講談社文庫)
(2006/12/15)
井川 香四郎

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感想:★★★☆☆

暗い世相に目を光らせ、闇に潜む悪を捕える北町奉行吟味方与力の藤堂逸馬は“梟”の異名で知られていた。
同じ寺子屋で学んだ幼なじみの、計算が得意で神経質な八助、根っからの助平だが憎めない信三郎、性格も生活もバラバラの二人とともに、逸馬は世直しに立ち向かう...。


時代劇くささはなく、1話簡潔なので、テンポよく読めました。
職業柄のせいもありますが、師匠である(今では仙人と呼ばれていますが)の影響で物事の本質をきちんと追求しようと言う姿勢はこの頃の武士にはめずらしい。
そのため、幕府を揺るがす危険人物たちと目をつけられ、影で監視されていますが、力でゆがめられた黒が、主人公たちの活躍によって、白になっていく展開は読んでいて「痛快」でした。

冬の蝶 時代の設定はちがえど、世の中で大切なものはなにかをおしえてくれるそんな時代小説でしたね。


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2008.05.08 23:06 Thu l おもしろい l COM(0) TB(0) l top ▲
アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)
(2005/06/25)
森 絵都

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感想:★★★★★

ふと、ピアノの音が昔の自分の記憶と一緒に聴こえてリズムを取り戻してくれるような、懐かしくきらきらとした思い出が詰まった一冊でした。
「DIVE!!」や「カラフル」を読んで以来、森 絵都先生の大ファンになってしまいましたが、この一冊もやっぱりオススメです。

どれも中学生を主人公として、それぞれピアノの曲とからめてその時の不安定で大切にしたい気持ちや心情の変化を描いています。

ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖がある少女と淡い恋を綴った「彼女のマリア」。
胸の奥のやさしい心をきゅんとさせる3つの物語。

それぞれの物語は、きっかけがピアノの音ではじまり、そして心をひもといてくれるのもピアノの音で終わる。
3編とも魅力的な作品ばかりでしたが、とくにオススメなのが「彼女のマリア」です。
淡い恋愛模様が描かれているのですが、中学生のこの時期だからこそ、こういったピアノのような調べの物語が描く事ができるんですよね。
(短編なので物語はあえていっさい語りませんが...)
冒頭で「懐かしい」といったんですが、中学生を主人公に描いているからただ「懐かしい」ではないのです。
若い頃の話を描いているのに、大人の視線ではなく(今の自分の目線)、心や気持ちも一緒に過去の自分にタイスリップして同じ視点で物語をおうことができるんです。
それはきっと、主人公の内面はもちろん、全体の描き方がいつまでも色褪せないその時の気持ちを見事にかききっているからだと思いました。

アーモンド入りチョコレートのワルツ ちょっと難しい感想になってしまいましたが、あの時のいつまでもかわらない気持ちを改めて振り返ってみるような、そんなかたちでぜひ読んでみて下さい。
それぞれの表題の曲だけじゃなく、あなただけの「あの頃の曲」が心の中で聴こえてくると思います。


アーモンド入りチョコレートのワルツ ちなみに私が購入した本のカバーは左記のピンクの淡いイラストが描かれたもので、イメージはこちらの方が本にあってるかな〜


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2008.05.07 23:56 Wed l なつかしい l COM(0) TB(0) l top ▲
ゆめつげ (角川文庫 は 37-1)ゆめつげ (角川文庫 は 37-1)
(2008/04/25)
畠中 恵

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感想:★★★★

夢に入り込むのは大変だ!!
江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄:弓月としっかり者の弟:信行。
夢に入って過去や未来を見る「夢告(ゆみつげ)」が得意な弓月だが、迷い猫を探せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。
が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が!
礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向が転がって…。大江戸・不思議・騒動記!


のんびり屋の兄:弓月の雰囲気が自分は「しゃばけ」シリーズの若旦那に似ているような感じでなんだか苦笑いでしたね。
時代は幕末なんですが、畠中が描くとそこにもやはり人と人との温かさが表れ、一部殺伐としたシーンもありましたが、後読感がなんだかふんわりとした余韻を味わえる魅力はかわっていませんでした。
なんで設定が幕末なんだろうと思ったんですが、後半、兄:弓月がみる夢吉が、だんだん膨らんで行くのを読んでいくと、この時代設定で描いた意味がなんとなくわかります。

ゆめつげ 頼りない兄をささえる弟:信行の活躍ももっと鮮明に描いてほしかったのですが、この作品の内容にもっと注文をつけてしまったら、きりがないので注文はこの変にしておいて、兄:弓月がなんども夢吉を行っていき、将来への考え方もかわっていって成長していく姿も魅力的に描かれています。
その中に読者に伝わってくることも描いているので、謎解きあり、一騒動あり、時代がうまく描かれていて、魅力的な登場人物たちとあらゆる角度で楽しめる作品ですね。


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2008.05.06 23:26 Tue l おもしろい l COM(1) TB(1) l top ▲
99のなみだ―涙がこころを癒す短篇小説集 (Linda BOOKS!)99のなみだ―涙がこころを癒す短篇小説集 (Linda BOOKS!)
(2008/04)
リンダブックス編集部

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感想:★★★☆☆

最後に思いきり泣いたのは、いつだろう?
やさしい涙に包まれる12編の短編小説集。

幼くして逝った息子の病室を掃除する母親。
息子が七夕の短冊に描いた願いとは…。
母親の悲しみを描いた「七夕の雨」。
自殺しようと学校の屋上に登ったさやは、突然、知らない少女に声をかけられる。
温かな希望に包まれる「屋上から」。
深夜になっても帰らない痴呆症の祖父。
優子は祖父の部屋にしまってあった子供の頃の絵を見つけ…。
家族の愛情を描いた「おかえりなさい」ほか。


12編の中でとくに自分がオススメなのが、「お父さん」。
結婚前夜の父と娘のやりとりを描いた作品。
読んでいる自分がなんだか父親の気分になって、結婚してしまう娘の姿をみたような気分になってなんだか切なくもあり嬉しくもあり、じーんときてしまいました。
ストーリーは結婚前の最後の夕食は父と一緒にハンバーグをつくっているんですが、4歳のとき、ハンバーグ作りをカメラで撮影している父の姿と重なり合わます。
小さい時は、そんな父の姿が好きだったのですが、学校の授業参観の時までカメラをもって撮影している父に、「もうこないで」といってしまい、その後の学校の行事に父の姿を見る事がなくなってしまったのだが...

99のなみだ―涙がこころを癒す短篇小説集 どの作品も「相手を思いやる気持ち」が涙をさそうエッセンスになっています。
どれも癒す作品ばかりなのです。
どの作品もとくに女性向けのような気がしますが、身構えにずにスッと肩の力を抜いてよむことをお薦めします。


なるへそ

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2008.05.05 23:38 Mon l いやされる l COM(0) TB(0) l top ▲
瞳―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)瞳―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)
(2008/03)
鈴木 聡

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感想:★★★★

今からでも遅くありませんヨ。
連続テレビ小説「瞳」、このガイドブックを読んで主人公の舞台である月島とたくさんの個性ある登場人物たちをもっと知ってドラマの世界へGOです。

このドラマのテーマは二つあって 里親制度※1で母親役に急遽なった主人公:一本気瞳の親としての成長と昔から好きなダンス(ヒップホップ)の世界への挑戦が描かれています。
ヒップホップときいてテレビ小説をみているいろいろな世代の方に受け入れてもらえるのか、みてるこっちが心配になってきてしまいますが、今の時代をいきる等身大の主人公が生き生き描かれていてその姿を見ているだけでも元気をもらえます。
もちろん若さゆえの過ちや失敗なんてたくさんあるけど、最初から完璧な人はいないという事をわからせてくれます。

主人子を演じるのは、栄倉奈々。
その母親役が、飯島直子。
祖父が西田敏行。
今回髪が長く、ひげを生やしているんですがなんか雰囲気がマッチしていていいですね。
他里子には森迫永依ちゃん(ちびまる子ちゃん役)、吉武れお君(ちゅらさんに出演)、中村咲哉君など、どう成長していくのか楽しみです。

簡単にお話の入口だけ説明すると...
一本気瞳、20歳。
札幌でヒップホップダンサーを目指す女の子。
名前の通り性格は一本気で、母・百子と二人暮らし。
パン屋でバイトしながらダンスを続けています。
コンテスト出場前にメンバーから突然別れを告げられ、愕然とします。
急遽、祖母・節子が亡くなり百子の生まれ育った月島へ上京します。
最初は葬儀が終わったらそのまま札幌へ帰るつもりでしたが、祖母がなくなったことによりそれまで引き取っていた里子たちがばらばらになるかもしれない事を知り、瞳は月島へとどまり祖父・勝太郎の補佐という立場で里親になることを決心します。
そして東京で一からヒップホップダンサーにもなるべく学校へと通い里親、ダンサー教室、築地へのアルバイトと生活が繰り広げられていきます。

最後に見所を紹介すると、放送中の8月は町の守り神「住吉神社」の例大祭にあたっており下町の活気ある姿をみることもできます。

瞳のかけぬける姿ぜひ一緒に応援しましょう!!

瞳 ※里親制度「ほっとファミリー(東京都の養育家庭制度)」
養子縁組をせず里子を育てている家庭。
さまざまな事情から、家庭で生活できない子供たちを一定期間、家庭という中で育てていくこと。
通称「ほっとファミリー」と読んでいます。

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2008.05.04 04:47 Sun l おもしろい l COM(0) TB(0) l top ▲
魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))魔女の宅急便 (徳間アニメ絵本 (6))
(1989/09)
角野 栄子

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感想:★★★★★

絵の参考にみたいと思ってこの1冊を手にしました。
もう子供の頃から何度も見ているので内容は知っているんですが本としてまた手に取ってみると自分で様々なシーンを創造しながら読んで行くので映画とは別の見方ができるかもしれませんね。

巻末の発行の数字をみると初版発行が1989年9月30日、自分がたしか小学生5年くらいだったと思います。
購入した本の発行は2007年8月15日 144刷発行となっていました。
144刷という数字を見るだけでもどれだけ多くの人がこの作品にふれたかわかりますね。

最後の方に原作者である角野栄子先生のコメントが掲載されているんですがそれを一部ご紹介します。

人はだれでも自分の町、自分の場所を見つけて生きていかなければなりません。
いろいろ難しいことがこれからも起こるでしょう。
でも、もし、キキの生き方である、もちつもたれつの気持ちや、おすそわけの心があれば、なんとか抜けることができるのではないでしょうか。
それこそが魔法、不思議な力だと私は思っているのです。

魔女の宅急便 子供の時、また成長の過程、そして今大人になってみて同じ作品でも感じ方や見方がかわっていくんですね。
今なら先生のいう「魔法、不思議な力」の意味がすごくわかります。

本を読む楽しさをはこんでくれる作品ではないでしょうか?
そして、何回、何十回と読んでこの作品の中にあるそんな想いが子供たちの心に届いていければいいなと自分も思いました。


なるへそ

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2008.05.03 13:33 Sat l おもしろい l COM(0) TB(0) l top ▲