この胸いっぱいの愛を この胸いっぱいの愛を
梶尾 真治 (2005/09/06)
小学館
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感想:★★★☆☆


個人的に好きな作品なので紹介します。

05年に「黄泉がえり」スタッフによる映画化された作品のノベライズです。

原作者自らの手によるもので映画のストーリーとは違った作品になっています。

映画をみた人は正直、「ちょっとがっかり」って思ったかもしれません。

自分もその一人なんです。

でもこのノベライズ小説は違いました。

主人公:鈴谷比呂志は飛行機に乗っている最中に過去にタイムスリップしてしまいます。

タイムスリップした先には、小さい頃の自分がいて戸惑いながらもあの頃できなかった事をやり直そうとするお話。

人はだれでも「もし人生でひとつだけやり直すことができたら...」って思った事があると思います。

この作品にでてくる人たちは、それぞれの人生でやり残した時代に戻り後悔していた想いを断ち切っていきます。

現実的にはたしかにありえない話しです。

でもそういうとらえ方をせず見て下さい。

自分は主人公の結末がとっても好きです。

小さい自分に守らせようとした十箇条...。

それが大きな意味をもって読者に語りかけてきます。

その中には原作者/梶尾真治が読者に直接伝えたかった事が含まれています。

人生は確かに失敗もあるかもしれませんが、後悔というのは失敗よりも何もしなかった事の方が大きいものだと気付かせてくれました。

挑戦する事の大切さを....。

最後にやり直しができるとしたら、この小説の内容を映画化してほしかったと映画のスタッフたちにいいたいですね!


なるへそ

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2007.05.28 00:19 Mon l ときめく l COM(0) TB(0) l top ▲

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