感想:
★★★★☆
GTOをおもわせる表紙にさそわれ購入!!
この野郎、何者だ。
男泣き必死!愛と仁義の痛快傑作
伝説の〈男の映画〉「トラック野郎」シリーズから、いま男魂が受け継がれる!
初代トラック野郎?桃次郎からその破天荒な人情をかわれ命より大切なトラックを預けられた健太郎。
ひょんなことから名門幼稚園のバス運転手になった健太郎は、夫を失った美人教諭・八代章子に一目惚れしてしまう。
一方、幼稚園経営者サイドでは、健太郎をも巻き込む黒い権力が動いていて...
トラック命の主人公が幼稚園バスの運転手になるっていう設定もめちゃくちゃだけどその中で金儲けのことしか考えない幼稚園の理事長とのバトルもすげーめちゃくちゃです。
でも、主人公の不器用だけどまっすぐな生き様が、痛快でおもしろいです。
はーすっきりしたぁーって感じでまるで「GTO」の鬼塚ですね。
破天荒な話だけじゃなくて、一目惚れする八代章子には、自閉症をかかえる息子海斗がいるんですが、そんな子供とどう向き合えばいいのか、主人公なりの考えをぶつけたりと本当の幼稚園や子供のあり方にもふれていて奥も深くよかったです。
幼稚園の前にはあんずの木があるんですが、最初はかれているんです。
でも主人公がきた事によってある日、つぼみをつけて元気になっていくんです。
それは、今まで幼稚園が子供を管理やしつけをおしつけて元気がなかったのが主人公のおかげで元の笑顔を取り戻していくのを象徴するかのように....。
仁義な部分(男臭い表現の部分)が多少なれていない人は読みにくさを感じるかもしれませんが、スッキリしたい作品を読みたと思っている人にはぜひオススメです。
著者の磯谷先生は本書がデビュー作ということですが、所々にでてくる登場人物たちがうまく話の最後に繋がっていて構成としてもよかったです。
続編も期待したいですね。
プァーンッ!
なるへそ